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【図解付き!】10分で理解できるサイト制作に必要なサーバーとドメインについて解説

2022年12月14日

図解付き!10分で理解できるサイト制作に必要なサーバーとドメインについて解説
悩んでいる人
悩んでいる人
サーバーとかドメインとか名前は聞いたことあるけどいまいちよくわからない…そもそもサイト作るのに必要なの?


こういった方向けに、現役Webデザイナーの僕がヒアリングの際に、実際にお客様に説明するように図を使ってWebサイト制作に必要なサーバーとドメインについて10分で理解できるように解説していきます。

サイト制作に必要な3つのイメージ図

ざっくりと全体をイメージしてもらうとこんな感じです。

webサイト構築に必要なドメイン・サーバー
  • 家:ホームページ
  • 土地:サーバー
  • 住所:ドメイン


解説していきます。

Webサイト・ドメイン・サーバーの関係性

家たてるとき、もしくは家を賃貸するとき、まず住む場所を決めるかと思います。

Webサイトを作るときも同じで、まず住む場所=土地(サーバー)を決めます。

次に、荷物を届けてもらう時、必ず住所を書きますよね。

どこに荷物を届けるのか=住所(ドメイン)になります。

そして土地(サーバー)・住所(ドメイン)が決まれば家を建てることができます。

家=(Webサイト)です。

なお、家を建てるときは順序がありますが、Webサイトをつくる場合は順序がありません。

どういうことかと言うと、例えば、先に家(Webサイト)をつくって、土地(サーバー)・住所(ドメイン)をあとから決めることもできるということです。

おさらいしておくと、

webサイト構築に必要なドメイン・サーバーについての説明
  • 家:ホームページ
  • 土地:サーバー
  • 住所:ドメイン

ということになります。

サーバーとは

まずあなたが、見たいサイトをみるとき裏側では、「このサイトみたい!」「はいよ!このページね!どうぞ!」

というやりとりが高速で行われております。

リクエストとレスポンス

「このページみたい!」
利用者の要求(リクエスト)

「はいよ!このページね!どうぞ!」
データの返信(レスポンス)

要求されたデータを提供するコンピューターやプログラムのことを「サーバー」といいます。

サーバーの種類

コンピューターとしてのサーバーは、大きく分けると、「物理サーバー」「仮想サーバー」の2種類があります。

契約する際に必ず選ぶことになるので、わかりやすく図を使って解説していきます。

物理サーバーについて

物理サーバーとは、物理的に存在しているサーバーのことです。

物理サーバーは「共有サーバー」「専用サーバー」の2種類に分けられます。

共有サーバー

いわゆるレンタルサーバーのことです。

例えば有名なところで例を出すと

  • エックスサーバー
  • ロリポップ
  • さくらインターネット
  • ConoHa WING


などがあります。

ちなみに「R.BLOG」ではConoHa WINGを使用しています。

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その他のレンタルサーバーもこちらから料金などを検討してみてください。

エックスサーバー

ロリポップ!

さくらインターネット

1台の物理サーバーを、複数の利用者でシェアすることをいいます。


例をだすと、1つの家でシェアハウスするイメージ

レンタルサーバーのイメージ図

メリット

複数人でシェアするので、コストを抑えて利用できます。メンテナンスも、所有している会社がしてくれるのでメンテナンスの手間もかかりません。

デメリット

複数人でシェアをしている状態なので、設定などを自由にカスタマイズができません。また、他ユーザーの影響を受けやすいのでサイトが重くなったり不具合が生じやすくなります。

シェアハウスだから掃除してくれる人がいたり、家賃が安い!

でもシェアハウスだから共有の部分があって、トイレに行きたい時に全てのトイレが埋まってる…みたいなイメージです。

専用サーバー

専用サーバーは、物理サーバー1台まるまる自由に使うことができます。

例をだすと、一軒家を所有するイメージ

専用サーバーのイメージ図

メリット

文字通り「専用」なので自由にカスタマイズができ、アクセスが集中しても他ユーザーの影響を受けないのでスペックを保てるハイスペックサーバー

デメリット

価格もハイレベル、企業レベルの事業でないとハイスペックすぎて持て余す可能性が高いです。

夢のマイホーム!外装もインテリアも自分の思い通りに選ぶことができたり、友達をたくさん招待してパーティーしても入りきる!

でも維持費が高くて、1人で住むには広すぎる…みたいなイメージです。

仮想サーバーについて

仮想サーバーとは、一台のサーバーがあたかも複数のものとして振る舞えるようになったサーバーのことです。

外から見れば一台のサーバーでも、中では全く異なる2つのサーバーが稼働しています。

この追加された、もう一つのサーバーが「仮想サーバー」です。

仮想サーバーは「VPSサーバー」「クラウドサーバー」の2種類に分けられます。

VPSサーバー

VPSサーバーのVPSは「バーチャルプライベートサーバー」の略で、「仮想専用サーバー」の事です。

例をだすと、マンションとかアパートで一人暮らしするイメージ

VPSサーバーのイメージ図

メリット

共用サーバーと同じで、1台の物理サーバーを複数人でシェアしますが、利用者ひとりひとりに対して仮想上に環境が構築されているので、ほかの利用者の影響を受けにくい。専用サーバーまではいかないけど、自由度は高めです。

デメリット

運用・セキュリティ対策などを自分でしないといけない。サーバーを管理する専門的な知識が必要です。

クラウドサーバー

クラウド環境に作られたサーバーを指します。VPSサーバーと仕組みは似ていますが、VPSサーバーには出来ないことができるので「サーバーのスペックを最大限に活かす仮想サーバー」です。

例をだすと、高級マンションで一人暮らしするイメージ

クラウドサーバーのイメージ図

メリット

オンライン環境とアカウントがあれば、どこにいてもサーバにアクセスできるので、クラウド上に置いたデータはインターネット経由でアクセスすることにより、いつでも観賞したりダウンロードしたりできます。

デメリット

コストがかかる。ネットワークを経由してクラウド上にあるサーバーにアクセスするので、情報漏洩のリスクがある。

ドメインとは

インターネット上の「住所」にあたるものが、「IPアドレス」という11桁の数字で決まっています。

このIPアドレスをわかりやすく文字列にしたものが「ドメイン」です。

当サイトであれば、URLが「https://rdotblog.com/」ですが、「rdotblog.com」がドメインになります。

ドメイン部分の説明

例えば、あなたがみたいサイトにアクセスするとき、

「このサイト(rdotblog.com)をみたい!」「はいよ!このサイトの住所(IPアドレス)はここね!どうぞ!」

みたいにIPアドレスとドメインを使うことで、Webサイトにアクセスすることができます。

IPアドレスとドメインがDNSサーバーによって変換


IPアドレスとドメインは「DNS(Domain Name System)サーバー」によって変換されます。

ドメインの種類について

ドメインを取得する際、「.com」や「.jp」のような「TDL(トップレベルドメイン)」を選らばなければなりません。

TDL(トップレベルドメイン)の位置部分の説明
  • 汎用トップレベルドメイン(gTLD)
  • 国コードトップレベルドメイン(ccTLD)
  • 属性型JPドメイン

 

汎用トップレベルドメイン(gTLD)

「gTDL(generic Top Level Domain )」は世界中の誰でも取得でき、どんなサイトでも使用できます。

世界中で使われていることから、一般的で馴染み深いドメインです。

しかし、一般的で覚えやすい反面、短い文字列や一般名称はすでに登録済みであることが多いです。

ドメインの種類用途
.com商用サービス向け
.netネットワークサービス向け
.org非営利組織向け
.bizビジネス向け
.info情報サービス向け
.tokyo東京に関連したビジネス向け

国コードトップレベルドメイン(ccTLD)

「ccTLD(country code Top Level Domain)」は特定の国や地域ごとに割り当てられるドメインで、その国や地域に住所がある個人(団体)であれば取得可能なドメインです。

日本であれば「.jp」を取得することができます。

ドメインの種類割り当てられている国/地域名
.jp日本
.usアメリカ合衆国
.cn中国
.inインド
.ruロシア連邦
.euヨーロッパ連合

属性型JPドメイン

特定の組織ごとに取得可能なドメインが決まっていて、企業や大学などに使われることの多いドメインです。

ドメインの種類取得可能な組織
.co.jp日本国内に登記のある会社・企業
.or.jp特定の法人組織
.ne.jpネットワークサービス
.ac.jp学校教育法等で認められた学校
.lg.jp地方公共団体
.go.jp政府機関、各省庁が管轄する研究所

まとめ

今回は、Webサイトを制作する上で欠かせないサーバーとドメインについて解説しました。

見たいサイトにアクセスするとき、これからサイトを制作する際は、サーバーとドメインがどういうものなのか、「この3つが必要なんだなー。」ぐらいに覚えていただければと思います。

  • 住む場所=土地(サーバー)
  • どこにあるのか=住所(ドメイン)
  • 家=Webサイト

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WordPressテーマはAFFINGER6を使用しています。

【レンタルサーバー】
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【ドメイン】
 ムームードメイン

【WordPressテーマ】
 AFFINGER6(WordPressテーマ)

実際に、サーバーとドメインについては、自分で取得してみるのも確実に勉強になるので、ぜひやってみることをオススメします。

これからWebデザイナー・エンジニアになりたい方は僕が完全未経験の独学期間にはやく知りたかったおすすめの本をご紹介していますので、ご参考にしていただければと思います。

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以上、【【図解付き!】10分で理解できるサイト制作に必要なサーバーとドメインについて解説】でした。

  • この記事を書いた人
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関西出身の29歳 R.BLOG(アールドットブログ)では、完全未経験から独学でWebデザイナーへ転職し、現役Webデザイナーとして日々学んだ(Webデザイン・プログラミング・Webマーケティング・SEOなど)タメになる情報を発信していきます。

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